競馬は、スポーツとしてロマンを求める方が多いですよね。
過去、オグリキャップなどの感動を呼ぶ馬がいたりと、ロマンを感じることが多いです。
また、自分の予想がバチっと決まって馬券が的中したときほど、気持ち良いものはありません。
ただ、競馬を投資として捉えている方も実は存在しています。
投資行為として捉える場合、機械的に馬券を購入することが多いのですが、本当に利益を出すことができるのでしょうか?
ここでは、馬券を機械的に購入することのメリットやデメリット、そしておすすめの購入方法について解説します。
目次
機械的に購入するとはどんな行為?
機械的に購入すると言っても、様々な捉え方があります。
主な捉え方としては、次の2点があります。
予想ソフトを用いて購入
競馬を予想する上で、様々なファクターがあります。
例えば血統や調教、適正、ジョッキー、調教師、スピード指数など多岐にわたります。
日本では、独自の予想メソッドが次々と登場しており、革新的なものも多いです。
データ予想も人気のジャンルですが、データ予想で難点となるのがデータの検索です。
JRA-VANとTargetを使用して分析するのが一般的ですが、もしデータ検索方法を確保してもどのような観点でデータを検索すれば良いかも決める必要があります。
例えば、このレースではこのデータを、という見極めが必要なのです。
そこで、対象となるレースで最も適切なデータを見つけ出すことができる予想ソフトというもの存在しています。
最近では、ビッグデータをうまく活用できるAI機能がついた予想ソフトも多いです。
AIによって、そのレースで最も信頼できるデータを見つけ出し、買い目を選んでくれます。
買い目だけでなく、想定払い戻しから資金配分してくれるなどの機能もあったりと、とても便利です。
あとは、その買い目に従って馬券を購入するだけという手軽さがあります。
これで本当に利益が出るのかというと、過去大阪の競馬脱税事件というものが話題になりました。
これは、ハズレ馬券の購入が経費として認められるのかというのが大きな争点となった一件です。
この例では、とある競馬ソフトを改良して自動購入していて、大きな利益を出していたのです。
もちろん一般公開はされていないのですが、このように実際に利益を上げているといる方もいるのは事実です。
馬券の買い方を決めている
機械的に購入する方法としては、予想はあくまでも自分で行って、馬券を購入する際に自分のルールに従って購入するという方法があります。
例えば、1レースあたりの上限金額を1,000円にするであったり、買い目は3点までというような形です。
競馬の楽しみの一つである、予想するという点は残しているというのが、前者との大きな違いです。
機械的に馬券を購入するメリットとデメリット
機械的に馬券を購入する事によって、メリットとデメリットがあります。
メリット
メリットとしては、良いソフトや購入メソッドを見つけることができれば、安定して利益を出すことができる点にあります。
個人的な主観であったり情が入ると、どうしても馬券の買い方がぶれてしまったり、ルールを無視した金額を購入してしまうなどの問題が生じがちです。
ただ、機械的に購入していれば主観が入らないので安定させることが可能です。
特に、負けが混んでいるとやけになって無謀な投資をしてしまうこともありますが、それも防止できます。
他にも、機械的に購入すると予想する時間を短縮できるという点もあります。
本気で予想しだすと、1レースで1時間以上もかかることがあります。
ただ、機械的に予想することでボタン一つで買い目を導き出すことができるのです。
また、ソフトによっては買い目から自動で投票してくれるものもあります。
さらに、AI機能があるソフトならば常に新しいトレンドを取り入れて予想することもできて、安定した利益を上げやすいです。
デメリット
機械的に購入するデメリットとしては、専用ソフトが必要になる場合がある点です。
使用するツールにもよりますが、まずはパソコンなどのデバイスが必要です。
また、ソフト自身の購入費用が必要になりますし、有能なソフトは月額費用が発生したりオプション費用がかかる場合もあります。
このように、ランニングコストがかかるという点には注意が必要です。
それ以上に利益を上げることができればよいのですが、トータルでマイナスになっては意味がありませんよね。
他にも、競馬の醍醐味である予想するということを楽しめないという点もあります。
時間短縮というメリットがある反面、どこか冷めた感じで粛々と競馬を見るしかありません。
機械的に購入する方法
機械的に馬券を購入する方法として、ソフトで買い目を出力する以外に自分で買い方のルールを決めるという方法があると説明しました。
では、自分で買い方のルールを決める際には、どのような方法がオススメなのでしょうか?
マーチンゲール方式
機械的に購入する方法として有名なのが、マーチンゲール方式です。
マーチンゲール方式は、主にカジノで用いられている方法となります。
マーチンゲール方法とは、まずはじめに基本となる賭け金を決めてベットして、負けたら次のゲームで倍の金額をベットしていきます。
負け続ける限りは倍でベットを続けて、勝った時だけ賭け金を最初の基本となる金額に戻すというやり方です。
マーチンゲール方式は、基本的に勝率が50%のギャンブルで用いるのですが、競馬でも応用可能です。
まずは、確率の高い馬券を選ぶ必要があり、その対象となるのが単勝と複勝です。
単勝でマーチンゲール方式によりベットする場合、単勝オッズが2倍を下回っている場合には成立しません。
これは、マーチンゲール法は倍々でベットをしていく方法ですが、2倍を下回ってしまうと当たってもマイナスとなってしまうためです。
マーチンゲール方式の基礎は、当たったときにプラス収支になることです。
必ず2倍以上のオッズであることを確認して行ないましょう。
マーチンゲール方式における問題点としては、ハズレが続くと購入金額が増すという点です。
例えば、100円でスタートしたとしても、9レース負け続けると10レース目では51,200円の投資が必要です。
1回でも的中させれば勝ちが確定する反面、資金が尽きた時点でマーチンゲール方式は破綻してしまいます。
また、スロットなどと違って勝率が50%ではないので、必ず勝てるのかという点にも疑問符がつく方法となります。
金額を固定する
金額を固定して購入するのは、意外と有効的なテクニックです。
例えば、1レース1,000円と決めたり、1日の予算を10,000円以内と決めます。
これによって、無理せず競馬を楽しむことが可能です。
確かに、自信の有無で金額に強弱をつけることで、大きな利益を上げることもできます。
ただ、性格的に熱くなりやすい方の場合は、大きな損をすることもあるのです。
うまく運用できれば、十分利益を上げることは可能な方法と言えます。
極めれば有効的なテクニック!
機械的に馬券を購入するテクニックは、使用するツールやメソッドによって大きく利益を上げることができます。
どちらかと言えば統計学に従ったメソッドが大きく、大きく損しにくいという側面もあります。
ぜひ機械的な購入方法を極めて、競馬を楽しみましょう。